【EV同好会】Ene-1グランプリに出場しました
- 8月2日(日)、EV同好会は三重県鈴鹿サーキットで開催された、「2015年 Ene-1グランプリ鈴鹿大会」に出場しました。
この大会は、充電式単3乾電池40本を使って、鈴鹿サーキットを3周し総合タイムを競います。しかし、ただ単に早く走るだけでなく、坂道のある鈴鹿のコースを走りきるマシンの耐久性やボディ剛性、限られたエネルギーで効率よく走る技術等が必要なエネルギーマネジメント競技です。
本校は、軽量化とマシンの耐久性を狙って、昨年からボディをダンボールで製作し、更に今年はカウルやブレーキに改良を加えて臨みました。1回目のタイムアタックでは、若干のトラブルはあったものの、まずまずのタイムで無事ゴール。ドライバーも、使用電流を減らす走り方を見出し2回目以降のアタックに期待が膨らみました。2回目のタイムアタックでは、難関のダンロップ坂も順調にクリアして、1回目より2分もタイムを短縮しました。
そして、最終の3回目のタイムアタック。難関のダンロップ坂もゆっくりながら前進ししたが、その後マシンの姿が見えなくなってしまいました。ドライバーからの報告でエアピンカーブの先のスロープで止まってしまい、電池の回復を待つ作戦としましたが、その後のスロープで完全にストップし、競技終了となりました。
今回の結果は大学・高専・専門学校クラスで7位(エントリー13台)と悔しい結果に終わりました。大会直前まで、マシンのセットアップに時間を費やし、昨年より性能が向上しての今年度だっただけに、残念な結果となりました。しかし、来年に残るメンバーも多く、今回の課題を更に改良して来年こそ上位を目指して頑張ってください。
- 入念な車両チェック
- 緊張のスタート
- 難関のダンロップ坂